インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

技術系読み物として、すごく面白かった。


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見事なまでに、インターネットの仕組みに関して、面白いところが抽出されている。「インターネット(あるいはその前身のARPANET)は核攻撃に耐えられるように設計された」という話の真偽にも触れられていたりもする。

エジプトのインターネット遮断がどのようにして行われたのかなどが、実にわかりやすく書かれている。BGPという単語にはかろうじて聞き覚えがあったが、ASについては、恥ずかしながらこの本を読むまで単語すら知らなかった。実際このあたりは、普通にソケットを使用するプログラムを書くくらいだと触れもしない部分ではある。IPアドレスや名前解決などの概念は頭にあっても、その先までは気にしたことがなかった。ましてや、国際間の物理的なケーブル配置を知るきっかけなど、事故でも起きない限り知ることもない。

インターネットについて興味があるならば、是非おすすめ。

また、変わった向きとしては、本書は TeX で組版されているそうな。参考資料の数がとんでもないことになっており、これこそ TeX の本領発揮というところか。

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